動作環境
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+ | 関連モジュールも一緒にインストールされます。これで、mono で OpenSim.exe を普通に起動できるようになります。 | ||
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+ | = ロケールや地域に関する設定 = | ||
+ | OpenSimulator は英語のロケール・地域設定にて正しく動作します。英語以外の設定では、スクリプトの動作不良からクラッシュに至るまで、さまざまな問題が発生する可能性があります。 | ||
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+ | == Linux == | ||
+ | Linux では、OpenSim.exe は、標準の "C" ロケールで起動するのが簡単です。[[トラブルシューティング#スクリプトエンジンの問題]] に説明があります: | ||
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+ | ロケールを変更する一般的なやり方についての詳細情報は、[[トラブルシューティング#ロケールの問題]] に掲載されています。 | ||
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+ | == Windows == | ||
+ | Windows 標準のロケールが英語圏以外の場合、残念ながら、Linux のような簡単な対処方法はありません。OpenSimulator 用にユーザアカウントを新しく作って、言語設定を "English (US)" にして、 | ||
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+ | = 参考情報 = | ||
OSGrid テクニカルサポートフォーラム。たくさんのインストールチュートリアルが載っています: [http://osgrid.org/forums/viewforum.php?f=14 osgrid.org/forums/viewforum.php] | OSGrid テクニカルサポートフォーラム。たくさんのインストールチュートリアルが載っています: [http://osgrid.org/forums/viewforum.php?f=14 osgrid.org/forums/viewforum.php] | ||
MONO プロジェクト: [http://www.mono-project.com/Main_Page www.mono-project.com/Main_Page] | MONO プロジェクト: [http://www.mono-project.com/Main_Page www.mono-project.com/Main_Page] | ||
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+ | [[Category:Japanese Translations]] |
Latest revision as of 23:07, 3 March 2012
OpenSimulator バイナリを動かすためには、OpenSimulator コードだけでなく、他のパッケージをいくつかインストールする必要があります。 依存関係(動作環境)に関するより詳細な情報は、このページにだけでなく(ここの情報は将来拡充されるはずです)、ビルド手順 にも掲載されていますが、そのページにはビルドにだけ関連する依存関係も載っています。トラブルシューティング にもヒントが載っています。
依存関係を解決してもさらに、ファイアウォールの外側にあるビューアから内側の OpenSimulator にアクセスできるようにするために、システムにデフォルトでインストールされているファイアウォールの設定も直さなければならないかもしれません。
Contents |
[edit] Windows
OpenSimulator は現在 Windows 環境でさせる場合は、.NET Framework 3.5 が必須となっています。Windows 7 や Windows Server 2008 R2 で OpenSimulator を動作させる場合は、既に入っていますので OpenSimulator 0.7.1 はそのまま動かせます。Windows Vista, Windows Server 2008, Windows Server 2003, Windows XP で動作させる場合は、3.5 (以降、ただし、.NET Framework 4.0 はまだ OpenSimulator で正式にはサポートされていません) にアップデートする必要があります。Microsoft .NET Framework 3.5 ダウンロード@.NET Framework デベロッパーセンター からダウンロードできます。ちなみに、古いバージョンの Windows (NT や 2000 など) はサポートされていません。
Windows XP で動作させる場合は、必ず Service Pack 2 (SP2) 以上に更新してください。
以下のアプリケーションをダブルクリックするか、コマンドプロンプトで実行してください。
- 32 ビット版 Windows: OpenSim.exe
- 64 ビット版 Windows: OpenSim.32BitLaunch.exe
インストール時の状態によっては、管理者としてプログラムを実行しなければならないかもしれません(右クリック ->「管理者として実行」)。実行を許可するかどうかを問い合わせるダイアログが表示されますので、「続行」を選択します。
[edit] Linux
OpenSimulator は Mono 2.4.3 以降が必須です。注意: OpenSimulator は Mono 2.8.x, 2.10.0, 2.10.1 で、パフォーマンスとスケーラビリティに関する致命的な問題を抱えていることが明らかになっています。Mono 2.10.2 現在では、スケーラビリティに関する問題は修正されたようです。このため、2.6.x か 2.10.2 以降を使用すべきでしょう。2.4.3 でもいいですが、今となっては超古いです。
[edit] Ubuntu
sudo apt-get install mono-complete
[edit] RHEL, Fedora, CentOS その他 RedHat 系のディストリビューション
まず、"yum info mono-core" を実行して、自分のディストリビューションのコアリポジトリに入っている Mono パッケージのバージョンを調べてみましょう。もし 2.4.3 以降なら、#コアリポジトリからインストールする に進みましょう。そうでないなら、#Mono のリポジトリからインストールする にスキップしましょう。ディストリビューションによっては、yum リポジトリから現在取得可能なバージョンは要求されるバージョンより低いことがあります(例:CentOS は 1.2.4)。Ubuntu とは違い、RedHat 系のディストリビューションは常に保守的でなければならないため、リポジトリがなかなか更新されなくても不思議ではありません。この問題を解決するには、Mono のために別のリポジトリを追加します。
[edit] コアリポジトリからインストールする
以下のように入力してください。
sudo yum install mono-core mono-data-sqlite mono-extras libgdiplus
関連モジュールも一緒にインストールされます。これが済めば、mono で OpenSim.exe を普通に起動することができます。
[edit] Mono のリポジトリからインストールする
この手順は、CentOS 5.5, 5.6 と OpenSimulator 0.7.1 の組み合わせで検証しました。
yum の config ファイルフォルダに移動して、mono 用に新しいファイルを作成します。
cd /etc/yum.repos.d sudo vi mono.repo
それから、mono.repo に次のように記述します。
[mono] name = novell-mono baseurl=http://ftp.novell.com/pub/mono/download-stable/RHEL_5/ enabled=1 gpgcheck=0
これで、このリポジトリから mono の新しめのバージョンを yum でインストールすることができるようになりました。ちなみに、全ての mono パッケージが (IA64 ではなくて) i386 になっているか確認してからインストールしてください。32 ビットマシンでは、この点を気にする必要はありません。またこの場合、".i386" が後ろになくても正しくインストールできます。
sudo yum install mono-addon-core.i386 mono-addon-data.i386 mono-addon-data-sqlite.i386 \ mono-addon-extras.i386 mono-addon-web.i386 mono-addon-winforms.i386 mono-addon-libgdiplus0.i386
mono は /opt/novell/mono にインストールされます。なので、/usr/bin にシンボリックリンクを貼っておくといいでしょう。
sudo ln -s /opt/novell/mono/bin/mono /usr/bin/mono
これで、OpenSim.exe をエラー無しで起動することができるようになるはずです。
[edit] Debian
Debian 4 (Etch) の debian.org でのサポートは終了しました。5 (Lenny) 以降にアップデートしてから OpenSimulator を起動しましょう。詳細は、Upgrades from previous release@debian.org を参照してください。
Debian 5 (Lenny) 以降では、次のように入力します。
sudo aptitude install mono-gmcs libmono-microsoft8.0-cil \ libmono-system-runtime2.0-cil libmono-i18n2.0-cil
aptitude でなく、apt-get を使用しても構いません。どちらのコマンドも、関連パッケージも一緒にインストールします。
Debian 5(Lenny), Debian 6(Squeeze), Debian 7(Wheezy) で検証しました。
[edit] openSuSE
次のように入力します。
sudo zypper install mono-core mono-data-sqlite mono-extras libgdiplus
関連モジュールも一緒にインストールされます。これで、mono で OpenSim.exe を普通に起動できるようになります。
[edit] Mac OS X
Mono の Runtime パッケージを Mono ダウンロードサイト から取得して、インストールするだけです。
OS X 10.4 を使用している場合は、X11 を 0S X インストール CD からインストールしなければなりません。OS X 10.5 以降では必要ありません。
[edit] ロケールや地域に関する設定
OpenSimulator は英語のロケール・地域設定にて正しく動作します。英語以外の設定では、スクリプトの動作不良からクラッシュに至るまで、さまざまな問題が発生する可能性があります。
[edit] Linux
Linux では、OpenSim.exe は、標準の "C" ロケールで起動するのが簡単です。トラブルシューティング#スクリプトエンジンの問題 に説明があります:
env LANG=C mono OpenSim.exe
ロケールを変更する一般的なやり方についての詳細情報は、トラブルシューティング#ロケールの問題 に掲載されています。
[edit] Windows
Windows 標準のロケールが英語圏以外の場合、残念ながら、Linux のような簡単な対処方法はありません。OpenSimulator 用にユーザアカウントを新しく作って、言語設定を "English (US)" にして、 通常のユーザアカウントから、OpenSim.exe を runas コマンドで(もしくは、Shift キーを押しながらエクスプローラのアイコンを右クリックし、「別のユーザーとして実行」を選択)、先に作った OpenSimulator 用アカウントを選択します。
[edit] 参考情報
OSGrid テクニカルサポートフォーラム。たくさんのインストールチュートリアルが載っています: osgrid.org/forums/viewforum.php
MONO プロジェクト: www.mono-project.com/Main_Page