日本語訳(README.txt)

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Latest revision as of 20:25, 3 March 2012

以下は、OpenSim を解凍したディレクトリにある README.txt を翻訳したものです。(OpenSim 0.7.1 現在)

OpenSim へようこそ!

===========
=== 概要 ===
===========

OpenSim は BSD ライセンスのオープンソースプロジェクトです。これは、種々雑多なグ
リッド構造で、さまざまなクライアントやサーバから使えるような、仮想空間のサーバプラ
ットフォームを構築することを目的としています。OpenSim は C# 言語で作成され、
Mono または Microsoft .NET ランタイム環境で動作します。

これはアルファリリースとされています。一部の機能は動作しますが、ほとんど動作しません。
自己責任、人柱覚悟でご利用ください。

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=== OpenSim のコンパイル ===
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ソースディストリビューションをダウンロードして、動作させる前に OpenSim をビルドす
る必要のある場合は、BUILDING.txt を参照してください。

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=== Windows で OpenSim を動かす ===
==================================

OpenSim を Windows で起動する場合、コマンドプロンプトから起動すると、エラーメッ
セージを見ることができるのでおすすめです。

コマンドプロンプトから OpenSim を起動するには

 * cd で OpenSim を解凍した場所の bin ディレクトリに移動します。
 * OpenSim.exe を実行します。

起動したら、「OpenSim の設定」の項に進んでください。

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=== Linux で OpenSim を動かす ===
================================

OpenSim を動かすには、Mono 2.4.3 以上が必要です。Linux ディストリビューションに
よっては、さらに別のパッケージをインストールしなければならないこともあります。より詳
しい情報は、http://opensimulator.org/wiki/Dependencies を参照してください。

OpenSim を起動するには、ダウンロードしたものを解凍した場所で、

 * cd bin
 * mono OpenSim.exe

と打ちます。

起動したら、「OpenSim の設定」の項に進んでください。

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=== OpenSim の設定 ===
=====================

OpenSim を最初に起動すると、下のようにつぎつぎと質問が表示されます。

[09-17 03:54:40] DEFAULT REGION CONFIG: Simulator Name [OpenSim Test]:

同じマシン、もしくは同一 LAN 上にあるクライアントを使って接続する場合、シミュレータの
名前以外の項目は、ただエンターキーを押して進んでも大丈夫です。

しばらく進んでいくと、"Do you wish to join an existing estate?(すでにある土地に
追加したいですか)" と聞かれます。OpenSim がはじめての場合は、「no」(デフォルト) を選
択して、estate name (土地の名前) を命名します。

しばらくすると、estate owner (土地のオーナー) の First Name (名), Last Name (姓),
Password (パスワード), E-Mail (メールアドレス、任意) を聞かれます。
ここで答えた内容を忘れないようにしましょう。最初はこのアカウントだけがインワールドで地域を
設定することができるようになるからです。これらの項目を使って、最初のログインを行うことにな
ります。

下のような表示が現れたら、

  Region (My region name) #

OpenSim が正常に起動したことになります。

土地のアカウント以外に、他のユーザアカウントを作ってログインしたい場合は、OpenSim コンソ
ールで "create user" と入力し、メッセージに従って操作してください。

Helpful resources:
 * http://opensimulator.org/wiki/Configuration (設定)
 * http://opensimulator.org/wiki/Configuring_Regions (地域の設定)

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===  OpenSim に接続する ===
=========================

初期状態では、ポート 9000 で SIM にログインできるようになっています。Second Life を
起動するコマンドに "-loginuri http://127.0.0.1:9000" と付け加えればログインでき
ます(例: Windows のアイコンを右クリックしてプロパティを表示し、[リンク先]の最後に
引用符に囲まれた文字列を追加します)。OpenSim が動作しているマシンの IP アドレスを使って
ログインすることもできます (例:http://192.168.1.2:9000)

土地のオーナーの設定のときに入力した内容、または、"create user" コマンドで設定した内容
を入力すると、ログインできます。

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=== バグの報告 ===
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★訳注:報告されているバグの参照、バグレポートの記載は、全て英語で行います。★

バグであなたが (いや、あなたでなく、あなたの OpenSim が) 被害を被っている場合は、Mantis
障害管理システムで同じ問題が報告されていないかを確認しましょう。OpenSim の Mantis は

    http://opensimulator.org/mantis/main_page.php

にあります。バグが既に報告されていたら、バグの description (詳細)に追加情報を載せてあげる
とよいでしょう。

まだ同じバグが報告されていない場合は、バグレポートを提出しましょう("opening a mantis")。
載せるとよい情報は、
 * 障害内容
 * スタックトレース
 * OpenSim.log (添付ファイルとして追加)
 * OpenSim.ini (添付ファイルとして追加)
 * Mono で動かしているとき: OpenSim.exe を "--debug" フラグで動かします:

       mono --debug OpenSim.exe

=================================
=== OpenSim についての詳しい情報 ===
=================================

OpenSim のビルド、実行、設定に関する詳細な情報、バグの報告のしかた、OpenSim プロジェクト
への参加方法は、http://opensimulator.org に掲載されています。

OpenSim を使ってみていただきありがとうございました。楽しんでいただけたら幸いです。


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